はじめに
今季限りで現役を引退した女子スピードスケートの金メダリストの高木美帆さんが6日、東京都内で記者会見を開きました。
高木さんの記者会見の様子は晴れ晴れとしており、引退することに対しての後悔など1つも無さそうな表情でした。
“スーパー中学生”として15歳で2010年バンクーバー五輪に初出場後、16年間の激闘の現役生活にピリオドを打ちました。
高木美帆さんの現役時代の経歴や、引退後どのようなセカンドキャリアを過ごす予定なのかを今わかる情報を簡潔に解説していきます。
スーパー中学生の登場
高木美帆さんがスーパー中学生”として15歳で2010年バンクーバー五輪に初出場した時は、幼い顔ながら、いざ競技が始まった時の集中力はすさまじかった印象です。
そんな高木さんは5歳からスケートを始められ、7歳の時にはサッカーにも打ち込んでおり、そのサッカーではなんと、北海道選抜メンバーとしてナショナルトレセン女子U-15合宿に参加するレベルのセンスの持ち主でした。
スケートではなくサッカーを続けていたらなでしこジャパンに選出されていたかもしれませんね。
高木さんを帯広南商高時代に指導した東出俊一元監督(69)は当時の印象を下記のように語っています。
「こういう選手が世界で活躍できなかったら、誰がなれるんだろうというぐらいの逸材。世界で活躍してほしいという希望はあったけど、実際にそれがかなった」
当時から素晴らしい才能だったのは間違いないですが、五輪女子最多10個のメダルは才能だけでは片付けられないですね。
自分のアスリート像
2010年のバンクーバー大会からあわせて4度のオリンピックに出場し、金2つ・銀4つ・銅4つのあわせて10個のメダルを獲得しました。
この記録はこの先、簡単には更新することはできなさそうですね。
引退を決めた経緯は高木さんのアスリート像をこの先貫く事ができなくなったからだそうでした。
自分があこがれていたアスリート像をこのあと4年間全うするのは、もう1年間も含めて厳しいのかなと思ったときに、引退することを決断したというよりも受け入れたという感じです。
上記の会見の言葉を聞くだけで、オリンピックに対する気持ちが並大抵の事ではないとわかりますよね。
アスリートの引退の線引きは、かっこいいものですね。
サプライズ登場
なんと引退会見冒頭ではサプライズゲストとして同じTOKIOインカラミ所属で、スノーボード男子ハーフパイプ22年北京五輪金メダルの平野歩夢さんが登場し、高木さんへ、ねぎらいの声をかけた。
まさかのサプライズゲストに高木さんはビックリされていました。
同じTOKIOインカラミ所属としてオリンピックに出場し、共に戦えた事や、刺激を貰えた事に対し、感謝の気持ちを平野歩夢さんに伝えられていました。
すばらしい引退会見となっていました。
今後のビジョン
やはり会見で注目された事と言えば、引退後どうするかであった。
高木さんの口からは、引退後まだ何をするかも未定で、とりあえずゆっくりしながら考えたいという感じでした。
やはり、この引退までの間は常にメダルを取るか取らないかの戦いで気が休まる事なんてなかったのかなと思いますね。
激闘のスケート人生だったんだなと感じた会見の言葉がこれでした。
誰かと競い合ったりとか勝負の世界に身を置くようなことに対して、今はまだ身を置きたくないという部分がある。
とりあえずは心身共にリフレッシュしてもらいながら、今後の高木美帆さんのセカンドキャリアに注目してみたいですね。
まとめ
史上最年少の15歳で五輪に出場し、「スーパー中学生」と呼ばれ数々の記録を作ってこられた高木美帆さんのファンは日本だけでなく世界にまでたくさんいたと思います。
あのキュートな笑顔と、競技中の勝負強さは私たちの心に忘れられないものとなりました。
今後の活動はまだ決まっていないということですが、スケート界のさらなる発展に手助けをしてほしいものですね。
長い間競技生活お疲れ様でした。


コメント